ちょっとつらいな…。暴力こそないけどダンナの理詰めな言い方のウザさ。木村の父の、とても穏やかな話し方ながら闇を感じる部分、親友華ちゃんいい友達なんだけどどこか俯瞰してる感じ…。木村の妻の感情を置いてきたかのような話し方…どれもこれもしんどい。体裁良く生きてきたけど今さらそれを崩せない感じも含め、静かな閉塞感が漂う。
浮気なんかしなきゃ良かったんだよ、と片付けたくなる。自らの行為を棚にあげて過去の夫の浮気を責めるのも、全く正当性がない。生きることにおいては何も不自由というだけでは満たされない停滞感。わかるけど、共感までは出来ない。
ところで、所々に差し込まれる、特にストーリー展開に無関係なショット。どのような意図で入れているのか聞いてみたい。
