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哀れなるものたちのno58のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.8
すごかった…
エマストーンの迫真の演技がヤバすぎる。
脳を入れ替えたことで、体は大人だけど、心は何も知らない赤ちゃん。そんな無垢な少女から完璧な大人の女性になるまでの演技が素晴らしい。

R18だし、この監督だしある程度の覚悟はして観たけど、エログロにさらに拍車がかかってた。

苦手な人はとことん苦手だろうけど、1人の女性の誕生から自立までが面白くてどんなラストになるのかとわくわくしながら見てしまった。

個人的にはラストは満足笑
あやつはヤギでよい。
ゴッド(親)との離別を経て、また一つ上のランクに上がった1人の女性として立つベラに心が震える。

ファンタジックなのにリアリティがあって面白かった。
これは考察好きにはたまらないだろうな…

不協和音が鳴り響くのもよかったし、音楽もよかった!

人には薦めずらいし、絶対にまだ付き合いが浅い人とのデートムービーには向かないので一人で観に行くか気心しれた人と観にいってほしい笑
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