健一

哀れなるものたちの健一のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8
鬼道戦士ヨルゴス 哀・戦士 編 😅


「哀れなるものたち」を哀れな わたくし が鑑賞しました。

先日発表されたアカデミー賞では11部門にノミネートされ前作「女王陛下のお気に入り」に続き またまた『鬼畜な変態監督まっしぐら』のヨルゴス・ランティモス監督が やってくれました!😅

監督の作品を初めて見たのは12年前の「籠の中の乙女」。
完全に『イッちゃってる!』作品でした。
あの監督がいつの間にか こんなに有名な監督さんになっちゃって!
寂しいやら。 嬉しいやら。 ☺️😢

本作も予告編を見る限り かなりヤバそうな雰囲気。
そして「籠の中の乙女」同様 R18作品。
良い子は決して観ないでね!😅


さて本作。 ネタバレあり。


もう一度言います。
『良い子は決して観ないでね!』😅
まさに天才と変態は紙一重。
なんかもう、ものすごい作品でした。
面白いというか 圧倒されっぱなし。
変態監督は以前にも増して 力をつけた ようです。😰

時代設定を明確にしていないのですが、簡単に言えば 女性版「フランケンシュタイン」。
そして うん十年前の「氷の微笑」。
ちっちゃい脳みそ🧠を おっきくするために世界を旅するワケあり女性の放浪記。
ビジュアルも全キャストも視覚効果も。
全て『イッちゃってる』作品です。🤮

「哀れなるものたち」とはなんて 粋 な邦題をつけたもんだ。
ホント隅々まで『哀れなるもの』ばっかり。😱
絶対に動物愛護協会からクレームきてるね!
あんな手術しちゃって。😅🐖🐓

「ラ・ラ・ランド」に続いてエマ・ストーンの2度目のアカデミー主演女優賞受賞は確実でしょう!
ホントは「ナイアド」のアネット・ベニングにあげたいんだけど。🫤
この奇妙奇天烈な役どころをまさに 体を張って演じ切った力量はさすが!
あさか あそこまで やるとは。😱
マーク・ラファロはお気に入りの俳優さんだけど この作品でオスカーを獲ってほしくはないな。😅
ウィレム・デフォーの『フランケンシュタイン博士っぷり』もなかなか味があって好感が持てました。
食事中に口から出すあの『自家製シャボン玉』最高!😅

かなり 好き嫌いが分かれる作品。
クセのある作品です!
私は『大好物』です。美味しく堪能させていただきました。
ということは私も・・・


2024年 1月26日 公開初日 8:35〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 9
💺103席
客入り 30人くらい。

ちなみに・・・
フランケンシュタインとはあの怪物の名前では無く、怪物を作った博士の名前。
あの怪物に名前は・・・無い。
本作では『ベラ』。
我々世代でベラと言えば・・・
はい!妖怪人間🎵。😅
健一

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