かるがも

哀れなるものたちのかるがものネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

【ストーリー】4/5
【映像】4/5
【音楽】5/5
【役者】5/5
【没頭性】5/5
【独創性】5/5
【中毒性】3/5
【メッセージ性】4/5
【キャラクター】5/5
【全体的】4/5

身籠っていた女性が橋から飛び降り死体となっていたところを子の脳を移植し蘇生させる話。
大人の体を持つ女性ベルバクスターが監禁生活から世界を旅して成長する物語。
性に目覚め、奔放に欲求を出していたベラが満足に生きることのできない子どもたちを見て苦しみ、娼婦として金を稼ぎ、最後は医者として生きる。ゴッドの影響を受け、全ては実験と称して色々なことを学ぶ。ある意味で純粋な子どもだった。船で出会った人の夢は簡単に砕けるが現実は残るというセリフが非常に刺さった。英題のPoor thingsにある通り、可哀想なものたち=人間のあらゆる側面を描いた素晴らしい作品だと思う。
幼稚な言葉から大人の言葉への変化を演じるエマストーンの演技力は凄いの一言。
また、アメイジングスパイダーマンで知るエマストーンが体張りすぎているのが驚いた。マーベル関係の役者が多かったのも個人的に好きだった。
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