作品としてはとても魅かれたし、とても良かったです。
ただ最後のパートが本当に嫌でした。
この作品は「フェミニズム」が一つの大きなテーマになっていると感じそれをベラの成長という形で描いている作品の大部分はとても感動したし共感しました。
ただラストのオチにについては、結局男を貶める表現なしには「フェミニズム」て表現出来ないの？！と強い怒りを覚えました。
ラストパートは冒頭の川への身投げのシーンの説明をしたかったのかもしれませんが、ありきたりな独りよがりフェミニスト映画に成り下がってしまったと感じました。
ラストの表現が男女逆だったら大問題だったでしょうね。
とはいえ、結婚式のシーンまではベラの視点でこの世界を改めてベラと一緒に経験し、冒険する体験が出来たのでその部分については本当に素晴らしかったです。
音楽や衣装、冒頭のモノトーンの描写なども素晴らしかったです。
何度でもいいますが、ラストパートが本当に個人的に余計でした。
色々加味してこの点数ですが、個人的ハイスコアの割にこの作品を賞賛してはいません。
