新月

哀れなるものたちの新月のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
怖い。私は苦手だけど、世界観と役者はすごかった…。

ファンタジーかと思ったらかなりリアルで、そのリアリティが怖く感じて苦手だった。人間的な、宇宙的な怖さに似てる。自分の見てる世界が、この映画によって全く違うものに塗り替えられるような気分。

どうして状況も世界も映像もファンタジーな様子なのに、本物の恐怖を感じるんだろう。
世界観を綺麗に作り上げているんだろうな。音による効果がかなり大きそう。

褒めているようだけど、私はこのような映画の、ファンタジーが歪んで現実を映し出しているような表現がかなり不気味で怖くて苦手なので、もう見たくないかな。。。好きな人にとってはそこがいいのかもしれない。

ゴッドが食事中にポワっとしゃぼん玉みたいなものを吐き出すシーンは好きだった。あとベラに勝手に翻弄されるダンカン面白かった。

予告編を見て、もっと大衆向けなものだと勘違いしていたのでびっくりしたな…。
新月

新月