ミッチー

哀れなるものたちのミッチーのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2
🐖哀れな🐓

今のハリウッドを背負って立つ売れっ子2大女優=エマ•ストーン&マーゴット•ロビー説を自分の中で確かなものにした感のある強烈なフェミニズムエンタメ映画だった。
強烈なビジュアルに耳に残る音楽そしてメッセージ、どれをとっても『バービー』を意識するところが多かったです。

とはいえ個人的には今作の
「私の自由を縛り付けて監禁するような奴はもれなくファックなわけよ、それが愛ゆえでもね」の爽快感にやられた👊
それに加えてフランケンシュタインなデフォーによって生み出された豚鶏やガチョウ頭体犬なんてもの見せられたら楽しいに決まってる🤣

ランティモス監督独特の映像美もバチバチに決まっていて、ドアスコープから覗き見るようなショットに、空が低い街並みを魚眼レンズで見るようなグワーンとした感じも最高でした。
静寂と奇妙な旋律の音楽もたまらん!

【個人的シーン】
・マーク•ラファロを屋上に呼び出した時の夜景が美しいシーン
・衝動を爆発させるようなダンスシーン
ミッチー

ミッチー