映画好きの皆さん。
絶賛の嵐のようですが、あまり安易におすすめする映画ではないと思います。
もちろん私も、これは間違いなく素晴らしい映画だと思います。芸術としても、社会的な意味合いとしても。稀に見る熱量と時間をかけ、丹精込めて作っていただいた映画だと思います。
ですが、このように人生のすべてを描いてしまう映画は、現実を生き抜く私たちが、自ら失敗を含め色々な体験をした上で、何かを感じ取り、学んでいく機会を奪ってしまうこともあります。
なので例えば、老後にどうしてもテレビのジョークでは笑えなくなった時に観るくらいで、丁度いい映画なのではと思います。
対象年齢はR18ではありますが、とくに18,19歳や、20代の方にはそこまでおすすめしたくないです。それくらい私たち自身の人生も面白いものだと思います。
でも、この映画は大好きです。
また日常が退屈で退屈で仕方がなくなり、ホームセンターで縄を買いたくなるような時には、何度でも再視聴したいです。
