momo

哀れなるものたちのmomoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
ひさびさに新しい良映画に出会った!!!!!!!!!
エマストーンうつくしいでしたけど、
R18なのチケット買うまで認識してなかったんだけども、しっかりエログロに振り切ってましたね。

だれが哀れなるものなんでしょうか。
ベラなのか、ゴッドなのか、マックスなのか、ダンカンなのか、死にゆく赤子なのか、(元?)旦那なのか、全員なのか、、、

要は、哀れ、poorって、「かわいそう」ってことなんだけど、かわいそうって結構なんというか、使い所を選ぶというか。
あまり言われて嬉しくない言葉というか。
主観的だし下に見られてるように感じる言葉なんだよね。
他人事に感じるというか。
自分はその立場にいないからこそ言える言葉なので。

そして世界観が謎にファンタジーでよかった。
ちょっとフランス映画っぽさというか。
蘇生手術とかゴッドのよくわからん装置とか、あれらが非現実的なんだが、世界観がファンタジーなので受け入れられる。気がする。
鶏犬と犬鶏と、、、。
天才外科医感を演出するのが上手。
私は好き、大人のおとぎ話、みたいな感じで。
原作とても読んでみたいなと思っております。

マークラファロの役、クズに振り切りすぎて引いちゃったよ、ああいうやつ女でも男でもいるよな、な、、、。
とはいえ、おそらくこの映画に出てくる中で一番まともというか、普通というか、視聴者の目線に近いのは彼なんだよね。
他の人たちが極端に異様すぎて、ダンカンがこう身近に感じたというか。

それと衣装がめーちゃかわいくてよかったです。
エマストーンがずっと脚出してんのは監督の趣味?
分かんないけど、エマストーンだけずっと前衛的な服着てんのに、周り誰もそれに触れないのが不思議でした。
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