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哀れなるものたちのsakuのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

映像美。ベラの衣装も撮り方も画角もかなり好きだった。
長尺だけど、集中して最初から最後まで見れた。

強烈な船の夫人との会話、駆け落ち男との会話、貧困な人達の存在を知ったベラ、エッグタルト食べたくて逃亡するベラ、ベラにズブズブな駆け落ち男、ベラのダンス
純新無垢なベラは、魅力的だけれど、純新無垢じゃこの汚い世界で生きていけないと痛感させられる。
人が何かを吸収してって成長する過程が凄かったな〜〜。
おばあちゃん海から投げる!で楽しそうにしてたベラやばくて笑っちゃった。
でおばあちゃんも「殺してみ!」みたいなの面白かった。さすがお歳を重ねているおばあちゃん、ベラと話しても怯まず、本差し出して…📖
不平等で残酷な社会を知り、受け入れながらも進み続けるベラは私的には、すごいなと思った。
私ならこんなに一瞬で色んなこと吸収してこんなに前向きに進んでいれないわ。


最後の終わり方も、あれはハッピーエンドなんでしょうか。
あの男はヤギになってしまえばいいと心から思いましたけど!
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