このレビューはネタバレを含みます
天才外科医のゴドウィン・バスクター(ウィレム・デフォー)に愛され暮らす、ベラ(エマ・ストーン)のお話。
死体や動物などが同居するお屋敷内で自由に暮らす、体は成人だが、頭脳は未熟なベラは、ある日外に出て冒険したいという。
自分の欲望に正直で純粋無垢なベラが体験する、興味にあふれた世界。ベラはどのように吸収していくのか….
なんですか!この、キモ美しい世界は!?
エマ・ストーンの美しいけど妖艶ではない、それでもとっても純粋で透き通ったような、不思議な雰囲気に飲み込まれました。
モノトーンとカラーで分けたのは、あれかな。エマの覚醒かな。成長かな。カメラワークも時々広角になったりとっても面白い。
そして何より好きだったのは色んなもののデザイン。ベラや女性の着飾る、そでが大きくふんわりしたドレスが素敵で、目が楽しい。色合いももちろん。特にベラの上半身盛り盛りにペラミニスカートが、可愛かったー。新しいよね。時々出てくるベラ以外の無修正は目を逸らしたけど。おえっ。
世界のいろいろな実在の都市を巡るんだけど、どれも見た目は実際と程い。好奇心赴くままに行くベラの気持ちがわかる…船も素敵だったー。
女性の喜びを知り貪欲に追うベラ。エマ・ストーンが体を張ってました。うー。エロいのかそうでないのか。その喜びも少しずつ返事していくの。面白い。
どんどん冒険していくベラが傷つかないで欲しいと願いながら、でもやっぱりゴッド(ウィレム・デフォー)とマックスの愛があるからこそ、突き進めるのかなとか。