哀れなるものたちのwaradeyのレビュー・感想・評価

権力との闘い！とか、男性優位社会！とかじゃなくて(男性優位社会！の要素はあったけど)、
愛するからこそ、弱く愚かで、自分の所有物であってほしいと願う傲慢さが引き起こす不平等が描かれているように感じて、
とても身近な、親近感と、そしていつも違和感があった差別の始まりみたいなものに気づけた気がしました。

大切な人を本当に大切にするとはどうゆうことなのか、性とは一体なんなのか、ずっとずっと考えちゃう素敵な作品に出会えてよかった☺️