ベラという一人の人間が"女性"を通して成長する過程で様々な困難にぶつかったり、人との出会いで成長していく様がメタ構造だと思った。これを見せられてるわたしたち自身がベラであり、なぜ生きていくのか？どのように生きていきたいのか？を考えせられた！
なるべく前情報は見ないようにしてたけど、一瞬フェミニズム作品というような内容を見かけてしまい頭の中でチラつきながら鑑賞していたものの、決してフェミニズム作品ではないと思った。(フェミニズムについては引き続き勉強中。)
カメラワーク、衣装、美術、音楽、世界観、ストーリーどれを切り取っても映画作品として素敵でそのような視点でこの作品を評価してしまうことが本当にもったいない。
冒頭からビジュアルの強さで一気にその世界観へと引き込まれて、俳優陣の怪演と衣装、美術による説得力がハンパなく、製作陣の愛も感じた。エンドロールの見せ方いいね。
