みゆき

哀れなるものたちのみゆきのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.9
私的にはヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンの名前だけで絶対観たいと思っちゃう。
予告編から不思議ちゃんによるフェミニズム映画だと思ってたら色んな意味でぶっ飛んだ。
良からぬ目的で観る人もいるかもね。
そういう方も観ているうちに本来の目的を忘れてエマ・ストーン演じるベラちゃんの選択を応援しちゃうんじゃないかな?

なんか色々考えることが多過ぎて自分の中にどう落とし込むか分かんないな。
ベラちゃんがめっちゃ綺麗だから、私もベラちゃんを見ているだけで幸せで鑑賞中は嫌な感じはしなかったけど、後から冷静に考えるとどいつもこいつも知り合いになりたくない奴ばっかり💦
でもどこか可愛いところがあるんだよね。
マーク・ラファロなんて1番人間身を感じてしまった💦
ただベラちゃんはもうちょっと男性のタイプにこだわりがあっても良かったんじゃない?
物語もスピーディで、何も知らないベラちゃんに怒涛の展開が待っているのであっという間に終わっちゃった気がする。
哀れとは何だろう。
それを決めるのは自分自身だよね。

エマ・ストーンがマジで凄い。
同世代には綺麗で演技の上手い女優が沢山いるけど、頭1つ抜けた印象。
オスカーの主演女優賞候補作品を全部観たわけじゃないから何とも言えないけど、取らせてあげたいと心から思う。
みゆき

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