このレビューはネタバレを含みます
宗教とか主義とか偏見とか常識から完全な自由を求める話
ひたすらに色が綺麗
現実に準拠した19世紀と思いきやしれっとファンタジーな世界
大人の身体なのに歩き方がまるで子供なエマストーンの演技も素晴らしい
終始、何にも縛られぬ自由な思考を持ってるようなベラも、社会主義に傾倒したり、終盤でゴッドとマックスをモンスター!と貶せるほどに思考が固まってしまう
ラストではそのモンスターと同じことをする→また一つ自由になったということ?
ひたすらに自由であること、寛容であることの難しさ、恐ろしさ
縛られることの閉塞感と安心感、自由であることの解放感と不安感
青→黄→黒→赤→白