このレビューはネタバレを含みます
現代の童話だわこれ
ななななんという生への冒涜なの…思いつつ古いフィルムのようなねっとりとした色合いの映像の美しさ、不穏な音楽、独特で美麗な衣装、過去なのか現代なのか未来なのか分からない謎の世界観(古い思想→新しい価値観の置き換え?)、キャラクターの魅力、シュールな笑いなどすっかりどっぷりハマってしまった
知識を身につけてどんどん人権を取り戻していくベラの姿は頼もしかった
自身の傷や研究欲を満たしたいだけのマッドサイエンティストじゃんと思っていたけど次第に父性が目覚めてしまうゴットも愛おしい
最後ヤギでもうあかんwwww
しかしヤギってなんかこういうタブーに必ず出てくる気がするけど宗教的なものなのかな
場面展開するたびに入るサブタイトルの映像と脳や性器などを暗喩するエンディングの画像も美しかった
最後まで隙のない高クオリティな作品