でいじぃー

哀れなるものたちのでいじぃーのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
忘れられない強烈な映画体験。

ずっと見たかった作品。アカデミー賞11部門ノミネート。
(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、作曲賞、美術賞)

何も知らないベラが旅をする中で成長していくなかで、現代のマナーや規範を無視し純粋に問題提起していく、そして自分のすべきことを考え、行動する。そんなベラの様子は印象的で忘れられない。エマ・ストーン演技は圧巻!
良くも悪くもベラは周りの人を強く影響させ、惹かれさせる。
ベラの純粋な心を、現代の人は持つべきなのかなと思った。

気になったのはくど過ぎる性描写かな、何回も何回もやる必要はないと思った。

世界観は独特でアートだった。抽象的で美しい風景や、鳥に犬の頭をくっつけた変な動物。魚眼レンズを使った撮影、カメラワークも面白く。ビジュアル的にも大満足。
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