笑っちゃった怪作傑作。期待は超えるもんだね。この映画好きかと聞かれたら、答えるの恥ずかしいけどはっきり好きと答えます。
シャボン玉の内側のような世界観に気持ち悪い男根社会が蔓延るアンバランスさ。ベラの旅は生物として溢れ出る生理的欲求と人間として司る思考、価値観の構築を完全に分けた。世の中それが混沌と混ざり合う獣がたくさん。こんなにファンタジーでも哀れすぎるって。
そうやって自分を理解した上で全てを受け入れる強さはベラである特異性ではないかと受け入れそうだがそうじゃないよね。誰もが世界を手にできる理想だよね。
熱烈ジャンプに獣お爺にちょっとほんとすごかったが、脚本も映像も美術も衣装も音楽もこんなの見たことない、見ることのない魅力が詰まっていて満足です。大満足です。
パンフレット、原作読破に進みます！
