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哀れなるものたちのrinのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.6
映像芸術としての魅力と作品内容のバランスがとても好き。ただの R18じゃない。

80年代頃のサイコホラーを思わせるレトロさと美しい装飾や衣装、夢想的な景色と現実の愚かさとの対比が皮肉的で良かった。

偏見や概念への問いかけ。
ある人から見れば幸せや自由とは呼べずとも、人の数だけそれぞれの幸せがある。
人が成長する過程での倫理観や経験や感情がその人を創り上げる。
それこそが自由という事なのかと思った。
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