凄まじきものを観た
という感覚はある。
具体的には、音楽、美術、衣装、そしてエマストーン
だけど、よくわからなかった。
あまりにファンタジーな世界観で、現実と繋がらなかったからだと思う。SFでも普通のファンタジーでも現実的なテーマだったりするはず。だけど、ちょっとアナロジー的な表現が多かったのかもしれない。汲み取れなかった。
汲み取れたら、恐ろしく思うのだろう。
特にダンカンと過ごすシーンは全く楽しめなかった。
ああいう絶妙にコメディ(?)な感じが体に馴染まない。
何も伝わってこない時間が自分にとっては長かった。
パリに行ってからは、シリアスめで入り込めたし、終盤のエマストーンの表情の変わり方がすごかった。鬼気迫る感じがあった。
このクセには合う合わないはあるよね。