ルイ

哀れなるものたちのルイのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.6

【ニーナとアレキサンダー】

事前情報なしで鑑賞
ヨルゴス監督初めまして

・・・なんじゃこりゃ…

未知の世界の扉を開けてしまった…
自分では選ばないジャンル。こういう作品に出会えた時にフィルマやってて良かったなって思う😌

設定も世界観もセットも全てが奇妙なんだけど、どこか美しく引き込まれてしまう。不協和音の様でもあり、心地良くも聞こえる絶妙な劇伴が耳から離れない。

世間の枠組みから逸脱した存在のベラが本能のまま行動して周りを振り回していく。彼女にとって、自由を邪魔する常識やルール、そしてそれに縛られている人々こそが

"Poor Things" 「哀れなるものたち」
なのかもしれない。

モノクロの世界から色彩豊かな外の世界へ飛び出していくベラの姿は輝いて見える。この女性を演じ切ったエマ・ストーンのパワーは底知れない👏👏

見終わった後は謎に清々しい気持ちになれる…
奇妙な映画体験だった今年の劇場一発目。

すごい作品から始まったな😳


・・・泡はマジで何なの?笑
ルイ

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