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哀れなるものたちのry01のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
衣装も美術も音楽も、目に映る/耳にするものすべてが鮮烈!こんなにクールなエンドクレジットは初めて観た。想像以上に『バービー』と共振していて、見方によって、〜のほうが教科書的、〜のほうが比喩に満ちてる、などと評が反転するのが面白い!

超強力な布陣であらかじめ役割が約束されていた『バービー』に対し、しれっと(というわけではないだろうが)エッジの効いたフェミニズム映画を作り出してしまうヨルゴス・ランティモス、本当にすごい。全部かっこよかった衣装と同じくらい劇伴も素晴らしく、デカいスクリーンのDolby Atmosで観ることができて良かった。
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