原作未読。
アカデミー賞関連の評判高くて楽しみなやつが年跨いで次々やってくるけど、その第一弾といった感じかな。…ただ、まだ分からんけど！ 「オッペンハイマー」とか観てないから分からんけど！ …個人的にはコレが一番のフェイバリットになりそうな予感…！
色々過去の有名な作品を連想し易いけど、要は“分かり易い面白さ”を纏っているよな、と。
「コントロールと解放」
「女性の自立と男の愚かしさ」
そこに時折コミカルな印象を与えるカメラワークや、（作り物）然とした背景美術の奇が加わり、（大勢使ってる評し方になっちゃうけど）寓話的、或いは大人の絵本のような妙味が。
役者陣ではエマ・ストーンの体当たりっぷりは言うに及ばず、前半の“たらし”っぷりと、後半のダメっぷりの落差が見事だったマーク・ラファロが特に印象に残った。当たり前だけど“ハルクの人”じゃなくて、立派に名優なんだよなぁ…！
