ズルズル

哀れなるものたちのズルズルのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
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大陸横断、空ではなく海を旅するのがグッド

冒頭のモノクロ魚眼レンズによる歪さと夢見BGMにクラクラした、あの手のBGMにはわたしの映画愛が詰まっていてそれだけ幸せ

ベラを連れ去ろうとする二人の男はどちらも陳腐なものかと思ってたけど、それぞれにしっかりキャラクターがあってよかった 特にダンカンがベラに溺れていく様が可笑しくて好き、誰も彼も哀れである

物語は進み、泣き喚くだけのベラはもうそこにはいなくて、あらゆる改善を目指して眼差しが鋭くなる過程に思わず胸がアツくなる 感覚は鋭く鋭く
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