ぶいけー

哀れなるものたちのぶいけーのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2
自ら命を絶った主人公が胎児の脳を移植され生き返る成長話。

とにかくセックスしまくっているけど境遇や展開を考えればそれが自然で、そうでないと嘘っぽくなる。
無邪気で不気味だった主人公の成長がとても自然で、いつの間にか愛おしくなっているような感じ。
絵としては船と空を映したシーンが綺麗で軽く印象的。

作品としては具体的にどこというよりは成長のスピードやコメディ要素の割合とかそういったバランス的な部分が心地良かった。

また、どちらにせよ席を立つことなんてないけれど、エンドクレジットはこういった表現の方が楽しい。

2024/2/4 109シネマズプレミアム新宿/THEATER4
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