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哀れなるものたちのswknnmyのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.6

肉肉しく強欲で醜く
とてつもなく美しい

知性と本能と好奇心

ベラが現れるたびにその衣装にハッとした

自分がいかに普段社会的通念や風潮に流されているか痛感し
無性に制作欲を掻き立てられた

・・・・・

2/14 再び劇場にて

親から与えられた体や脳より、
自分の体内で育った胎児の脳で生きた方が
幸せなのかという考えが湧き、
人体的なこと生命の連鎖について想いを巡らせたが、

ベラが自らの方法で、
快楽、哲学、社会的構造、怒りや悲しみ、自らの運命を知り、体得していったから辿り着いた幸福だったんだろう

「私は新しい自分とクリトリスを大事に生きる」

私も自分の身で持ってさまざまな経験や知識を体得していきたい

ラストのエンドロールまで美しく目が離せなかったけれど
将軍の城でのシーンで少し眠たくなったのはやはりあそこが退屈な場所だったからだろうな
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