毎朝バナナ

哀れなるものたちの毎朝バナナのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
約140分瞬きも惜しいくらい食い入るように観ていました。本当に好きな映画だった!成長スピード凄まじや。ゴッドと再会したベラをみて、あ、そいや冒険前のベラってあんな感じだったよなって不思議になるくらい。

ベラは自分の眼で見たものが全てで、どんな場所や人に出会ってもそれが揺るぎないのがかっこいいしそうありたいと思った。アレクサンドリアで自分がどれだけ裕福に暮らしていたかを知った後からのベラが特に好きです。知らないことを知るっていうのはこんなに人を成長されてくれるのだなぁ。
この映画をみて、ベラを好きにならない人がいるんでしょうか?存在する全てに魅力しかないです
(大金を渡したと言われたあとのダンカンの顔に笑ってしまった。映画観終わった後鏡で真似っこしてもあんな面白い表情にどうしてもなりません...)

どのカットも大好きなのですが、初めてベラが1人で街を歩いた時に演奏している人を目撃して、ただただ棒立ちで音楽を聴いてるところがあまりにも無垢で美しくて見惚れてしまいました。
毎朝バナナ

毎朝バナナ