ティーヌ

哀れなるものたちのティーヌのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
結末が最高!!!!

マッドサイエンティストの実験台として生まれたベラが、クソ野郎どもに都合の良い存在から出て、自分の人生を送るために、試行錯誤する話。その道のりは、優秀で思慮深い彼女にとっても、とても長い道のりだった。

家から出ることなく育ったベラが、駆け落ち(?)してやっと屋敷の外に出られたと思ったけれど、そこもオモチャ箱の中か陳腐なジオラマのような風景で、ゾッとした。
地球に慣れていない赤ちゃんから、世界に絶望する妊婦まで、エマ・ストーンの表情が本当に豊かですごい。俳優ってすごい!
これは原作小説を読みたいなー!!

私が冒頭のグロいのがほんとダメなのと、ベラが喘ぐシーンが冗長だったかな。