映画ってほんとにすごいー
お人形さんみたいなヴィクトリア調風衣装からベラに似合う服装になっていて、「女性が選んでもいいと思う」がここにも表れているのかなー。
支配される女性、搾取される側からの逸脱や自由が寓話的に描かれていて、絵本みたいだった。厳しい家父長制度が根ざしていた19世紀に、古き固定概念からの脱却をゼロから体当たりで試みて、地位を獲得しているのが見ていて清々しい感じもした。
愚かな男性たちよりも理性や知性を得たベラも最後人を支配する様になっていたのが、やはり皆哀れなるものたちだと感じた