深獣九

哀れなるものたちの深獣九のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
わからん!😂😂😂

①評判がいい
②貯まってたU-NEXTポイントを使用したかった

という理由でシネコンへ観に行った。
決してつまらなかったわけではないけど、難しかったかな。

☆好きポイント☆
昔のヨーロッパと見せかけてファンタジーな世界。街並みがハウルの動く城といえば、想像してもらえるだろうか。
奇妙な飛行船やロープウェイもよき。

ユニークな衣装。特に主人公ベラのまとう柔らかさが流れるドレスが素敵。

SF的な舞台装置。マッドサイエンティスト(彼もまた犠牲者なのだが)。頭と体が別々の動物たち(アヒル犬など)。エンジン付きの馬車(馬部分は頭だけ)。臓器移植など。

★モヤモヤポイント★
おそらくテーマは、人間の愚かさや欲望、醜さ、それを包みこんだ愛おしさを描いたもの。性描写を多く取り入れているのも、それを感じる。哲学や宗教なども織り込んでいるようだ。
深遠なテーマを無垢な視点や医学をモチーフにして、ユーモアを交えながら堅苦しくならないように表現している。

のか?笑

ふたりの思春期の息子を連れてきて「性教育のために私がするところを見せたい」のお父さんには爆笑した。

面白かったよ。

(追記)
参考資料を見つけたよ

〈アカデミー賞ノミネート作『哀れなるものたち』の原作小説を読む 映画化にあたって切り落とされた要素とは何か〉
文=ヒロシニコフ
https://realsound.jp/book/2024/02/post-1568678.html

私なんぞに理解できる映画じゃなかった😂
深獣九

深獣九