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哀れなるものたちのtetsuのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.9
哲学的な語りや、CGを使った世界観は好きだけど、どこか一方的な作りな感じもしてモヤモヤする部分もあったと思う。これはあくまでベラの個人的なストーリー。
彼女は生まれ持った性欲や自由に生きる権利を制限されて、それを知識や哲学によって乗り越えようとするけどそれだけでもダメで、結局人間は自分の体と心が反応したものでなければ受け入れられないし、それを受け入れるべきなのかも知れない。
本能や欲求と理性や知識の狭間で生きるのが人間という生き物なのかなと思った。
ベラに移植された子供の脳は男の子と女の子どちらの脳だったんだっけ?それによっても見方が変わってくるなとか思った。
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