mayu

哀れなるものたちのmayuのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
演出が凄いと噂に聞いていたけど、一つの壮大なアートを見た気分
私的にめちゃくちゃ満足度高くて余韻に浸りながら早足で帰った、色んな感想とか感情が溢れるから文字にして落ち着ける
一つ一つのシーンの見せ方とか色合いとかベラの衣装とか全部おとぎ話みたい、ファンタジーなのに現実主義という物凄いものを観たな
演出だけで満足度高いけど話の内容も私はすごく好きだった
最初は正直評価高いのは世界観が綺麗でオシャレだからかな、なんて思ってたけどベラの心が子供だからこそ、もう自分が大人になって感じなくなった疑問とか、日々何となく悶々としている気持ちを言葉にしていたり、
価値観をぶっ壊しにきていて感情がぶわーっと溢れたし、日々の感情に対する自分なりの答えを見つけたいなと
だいぶイカれた状況だけど、しっかり自分で見て聞いて人生を切り拓く生き様が最高にイケていた
あと普通にふふって笑っちゃうところもあって、船のおばあちゃんとの会話とか、年の功とはこのことだなと
エマストーンの役者魂も凄くて映画で初めてフルヌードを見たのではないかという、、
ゆっくり余韻を楽しもうと思う
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