至る所にあるれる遊び心と真剣さ
数奇な
女性の半生を描いたファンタジー
サイケなゴシック調でありながら、奇妙に美しい作品
デフォーは神の勝利という名前のフランケン博士ですね
圧倒的な存在感でしたし
あのゲップは俊逸でした パチン
🟡
主人公はさまざまな問題に直面しては、それらに前向きに取り組んで解決&経験していくのですが、そのあっけらかんとした清々しさが本作を貫いていました✨
主人公がアレキサンドリアで目にしたのは、当時の社会の闇の部分
これまで見ることも考えたこともなかったのに…
では何故アレキサンドリアだったのかしら?
当時はヨーロッパからエジプトへの玄関になっていたよう
で、エジプトが財政的に破綻すると、従属的な交易を強いられるようになっていく
イギリスをはじめ、地中海沿岸諸国からさまざまな人種が集まっていましたが、輸出の9割はイギリスとフランスという状況が19世紀のアレキサンドリアにはあったのです
なので、アレキサンドリアでなくてはいけなかったのでしょう