このレビューはネタバレを含みます
金獅子賞を取っているから、期待して鑑賞。
期待しすぎかな?と思いながら鑑賞したが、その期待値を軽々と超えるぐらい面白かった。
母体から取り出した胎児の脳を母体の脳と入れ替え、ベラとして育てられる女性の話。
結局、映画の登場人物達、そしてこの映画を鑑賞している私たちも含め、人間は哀れなるものだということなのかなと思った。
サウンドトラックの不協和音とまではいかない音の外れ方が、すごくこの作品自体を表しているように感じた。
ストーリー以外の衣装、建物、音楽の全てが良かった。