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哀れなるものたちのyoyoyoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2
とてつもなく好きなやつ!時折流れるまったりとした不協和音が心地よい。不穏で異質で奇妙で不思議。無垢な大人少女が社会を知り自分の考えを持ち人生を歩む話。
ベラの成長のスピードが早く、どんどん自分から新しいものに触れ知って考える。その様が、闘うというような苦しさは一切感じず、突き進む爽快さを感じさせる。
マーク・ラファロ最高!出だしの胡散臭さも好きだし、どんどんベラにハマっておかしな方向に進む様も笑っちゃう。なんだか憎めない。適役!
エマ・ストーンは、ベラを魅力たっぷりに自由に逞しく演じている。ずっと見ていたくなる。
足がとにかく綺麗!
衣装も素敵で見応えある。イエローのポンチョ風レインコート学校スタイルもとても可愛かった!どデカいパフスリーブの着こなしも長すぎるごわついた髪の毛もベラスタイル。
女性の自立や解放をテーマにしていると思うけど、説教臭さも押し付けも感じない。
脳みそのカットより、肌にメスを入れ切り開く瞬間の方がリアルにいたそうで顔を顰める。何かを食べながら観るには不向きな作品でしょうね。
ベラが虜になったエッグタルトより、寒そうな中食べるエクレアが雪の街に映えて美しく美味しそうだった。
面白かった!とっても満足!
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