美術と世界観の作り込み方が凄まじくて早くカラーにして見せてって思いながら観てたけど、色付くタイミングが…最高だった。
この世の不条理に悲嘆して、悟ったように生きたくなることもあるけど、ベラはそうじゃなくて「良識ある社会」に中指突き立てながらも人間にうんざりしないところが素敵。
最初は原初的欲求の体現者みたいだったけど、哀れなるものたちがうごめく世界を達観することなく目にしたものや触れたものからたくさんのことを受け取って、目の前の現実をたくましく生きていくベラは、人の心の中の、元来の強さと自由を象徴するヒロイックなキャラクターだとわたしは思った。好き。
「あなたのことがわかった。痛みに耐えられない子どもね。」
ダンカン・ヴェダバーンは、呼びたくなる名前笑
そのマークラファロがベラの虜にされていく過程がもう、素敵役すぎる〜
