ヨルゴス監督の不思議の国のアリス
そして籠の中の乙女だった。
私なんかは感想を紡げないほどに…
美しく、この映画が大好きになった。
つまり籠の中の乙女の再解釈ですよね。
籠の中の乙女の悪趣味な部分が大好きだったので、
前作女王陛下の〜がちょっと商業向けかな
と感じていて…
もっと監督の尖った作品が観たい！！
と思っていたので、いやまさか、
こんなゴミのような私の気持ちも満たし、
おそらく賞レースも獲れるんじゃないか…
みたいな自己満足自己完結以上を望む気持ちに
させてくるなんて。
作中のセリフもとても刺さった。
(だが衝撃で全て忘れたのでまた観たい)
OPからEDの最後の最後まで美しく完璧だった。
物語が始まって、物語が終わる
その光景をあんなに静かに綺麗に作れるなんてなあ。
毎回毎回思うけど
こんなに凄く大きな動きがない作風なのに
めちゃくちゃ個性的で、撮り方もお洒落で、
メッセージ性まであって、
もはや監督の妥協点を知りたい。
商業で出してる以上は妥協は必ずあるはず
なのに、全く感じない。
こんな完璧な作品他にないと感じてしまう。
アカデミー賞監督賞作品賞主演女優賞
最低限ここは持ってって欲しい。
追記 だめだった😭
