Mako

哀れなるものたちのMakoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
哀れなる者ではなく、哀れなるものであること。つまりは、対象は人ではないということ。

何が哀れなのか。
それはまさしく、脳でしょう。
人は生まれながらに脳によって支配され、脳によって欲求が生まれ行動する。
脳が変われば、人間も変わる。
成長を止めた止まってるシナプス脳は、変えてあげましょう。

人生という時間の中で、あるトリガーによって生み出されていく喜怒哀楽の経験から彼女の行動と思考の変化のことを、成長と表現してるとして、最終的な行動は彼女の喜怒哀楽の産物だと感じる。


哀れなものはみんなが所有してるため、彼女もまた哀れなものの一員。
哀れは哀れでもどんな哀れな姿でいたいかは、人間の逆らわなければいけない欲求。
そう、つまりはシナプスをとめるな!ヤギになるぞ!

そんな感じなことを思った作品。
Mako

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