あ

哀れなるものたちのあのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の落ちてくシーンが美しかった


ベラが学びと自由を得て最終的に
あの手段に走るの、立場逆転というか、
そっち側に結局なってしまうの?感がある

やっぱヴィクトリアは
あまりいい人じゃなかったよね
でもそう思うとベラが何のために将軍を
キメラにしたのか理解できない

確かに、学びを得ることで、
より良い社会を築いていく機会は
与えられるってことなのかな?
でもあくまで機会が与えられるだけで
その人の家庭環境によって思考(人間性)が
構築されるから、たとえ学びを得ても家庭環境の影響(幼少期の育った環境?)から
それを上手く活かせるかどうかが
変わってくるってことなのかな?

たしかに娼婦のシステム自体は
何も変えられなかったけど
その中でもベラは自分にできる範囲で
自分の環境を少し変えてたよね
苦しい世界だったけど、自分も楽しめて
相手もリラックスできるような形

世の中の不条理だと思えば
確かにラストは理解できるけど
それにしてもあの奇妙な感じ笑
奇妙だと感じるけどあれが実際、
主従関係というかスラムの人たちのことも
含め、哀れなる世界なのかな

脳移植したり、ベラを起こすシーンは
フランケンシュタインみたいな
古臭いイメージだったな
ハリーとスラムの近く行く時も
近未来っぽいロープウェーあったし
の割には医学に使う機械が古臭いし
時代設定が全然よく分からなかった
あ