このレビューはネタバレを含みます
エマストーンの演技力と
美術館展示レベルのクリエイティビティと
白黒→カラーで客の抑圧を解放したことが
社会的慣習を身につけた不自由な
オトナへの対抗としてグサグサ刺さった。
獣のベラを所有しようとした「哀れなるものたち」を、ベラ自身が最後には所有する立場にまで成長し、結局「哀れなるものたち」が誰なのかさらに考えさせられた。
なんかもう言葉が出ないな凄すぎて。
魚眼とかズームインアウトとか、撮影技法も凄くてまじで没入感やばかった。
エマストーンの熱烈ジャンプとか身体張り過ぎだし、なんで成長過程の機微をあんな分かりやすく演じられるのだろうと、エマの演技の幅と可能性が無限大すぎて改めて惚れた。
あとほんとに、衣装、やばい。まじ好き。
あとあの不気味な音楽。
場面転換の白黒アイキャッチの気持ち悪さもあれまじえぐい。
言いたいことぽんぽん出てくる、どうしよ。
語彙力の欠乏が甚だしいですね、ええ。
R指定だからこそ大スクリーンでソフトエログロを観たかったんだけど程よい匙加減でした。