singthing

哀れなるものたちのsingthingのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
-
スタイリング、インテリア、色使い、構図。視覚の飽きない映画。

静止画のように撮られたエンドロール。
建築の壁などに見えるものがほとんど。対象の中にある美しさをどこかだけ切り出してくると、周囲との関連が途切れ、見入ってしまう。(見入ってしまいやすくなる。)そこだけを見てのめり込むことの危うさを思う。

端っこに『解剖学の天使』に似た絵がかかっていた気がするが、気づいたのが遅く確かめきれなかった。
singthing

singthing