こういう映画がミニシアターでなくシネコンでかかっていることは凄い。
でも大道具小道具、衣装を作り込んでる割に、ストーリーは優等生的、というか、全部比喩的にこういう意味、分かる?と突きつけられ続けて面白くない(アート系や重厚な西欧物を初めて見た人たちには、大ウケみたい)(上から目線で、すみません。でも、もう少し洗練された比喩表現が好み)
自我の目覚め、社会性、自分の身体含めた女性性の疎外回復…支配する男性性の哀れな崩壊…ほ〜ら、こんなもの見たかったんでしょ、と監督たちのドヤ顔が見えるな。
内容的には新しくなく、かといって男性が追いついてないものを見せるのは良いのだけれど、やはり映画自体、女性の身体を消費物扱いしてる気が(裸体出し過ぎ)
確かにエマーソン投げ捨てても、また別の本を差し出すマダムは好きだけれど。原作小説、読んでないので失礼ながら、かなりガッカリ。
追記 20世紀フォックスがサーチライト・ピクチャーズの子会社になったから、あのアンセム。知らなかった。。。