かたやん

哀れなるものたちのかたやんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.1
一つの映画として、一人の女性の物語として、
とても面白く、不思議なお話でした。

ベラの成長のお話の構成が丁寧に描かれていて、飽きずに140分の時間があっという間でした。

世界観が近代的なようで古典的で、
摩訶不思議なようでちょっとリアルな、なんともおかしく感じられるのも面白いと感じられます。

背景の描かれ方も独特で、芸術作品を見てるような感じです。
特に空の描かれ方が観てて面白い!

女性として、人として、1つずつ自由に成長していくベラは、面白いし、かわいいし、かっこいいし、強いし、逞しいし、美しいな、と思いました。

エマ・ストーンが本当にすごいかっこいいし、かわいい映画です!

※R18作品なので、人間の欲望を忠実に描写してる部分もあるので、そこは人を選ぶかも…と思いました。
かたやん

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