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哀れなるものたちのkazzoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.7
仕事帰りにToho日比谷にて。

あまり前情報等には手を出さずとも、インスタでウィレム・デフォの写真があって、大体想像はついたものの、というか、想像通りでしたけど、演出、脚本、カメラワーク(凄かった!)、音楽!衣装!
どれもこれも素晴らしく贅沢な作品だと思いました。

うーーーん、ウィレム・デフォはやっぱスゴイ俳優ですね。ラストシーンはさすがなんて一言で片付く演技ではないと思いました。

エマ・ストーンもすごかったですね。とにかく美しい!ベラが変容していく過程を力んでない演技でやってのけて、もうただのかわいくて美人の女優さんではなく、大女優の域なんだなって思いました。
マーク・ラファロもなかなか良かったです。彼は大根役者感のある役所が似合いますね(本人に失礼w

このクロス・ジャンル?な映画って最近の流行り(ヘレディタリあたり?というか、アリ・アスタあたりから?)なんでしょうかね。
キレイ <-> グロい、真面目な話 <-> 滑稽さという対象的な要素がある映画でしたね。
笑えるシーンでもほとんどの人は真面目に見入ってましたね。「ここ、笑うところ...」なんて思いつつ観てました。

まぁ、とにかく見応えありました。ストーリーも何もかも満点といきたいのですが、後半少し失速した感があったので、4.7という微妙な点数にしました。
とは言え、これ、Amazonでストリーミング買うか、Blu-ray買います。(購入決定)
もっと後になって、何度となく観たら、もっと味わえる作品だなと思います。
おすすめです!
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