春

哀れなるものたちの春のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.7
熱烈ジャンプ
起きる事象それ自体の性質が善か悪かというより自分自身が善悪のジャッジをしていて、そのジャッジを一旦置いてただ体験して知る・世界を良くしたいと思うことが尊い
生きるに値しない世界に死にたくなるターンも経て、それでも自分の人生の舵をとって自分を幸せにする意思をもちつづけるベラが理想の精神持ってていい
自分を創造したことに対して、「生は魅力的だから許す」それに対してゴドウィンが「会えて嬉しい」と返すシーンが一番好き 私たちも両親の創造物で、生まれたいと望んで生まれてきたわけじゃないから思春期の頃は勝手に産んだんだから勝手に死んだっていいだろと思うこともあったけどやっぱり生きていくことって嫌な感情含めて全て魅力的で私も止めることはできない 生命讃歌な映画が大好きだしこういうの見た時に生きてて良かったなと思える
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