やんま

哀れなるものたちのやんまのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.0
鑑賞から随分経ってだいぶ記憶が怪しい。

作中でも「全てのものには飽きがくる」みたいな台詞があったような気がするが、あれだけ意匠を凝らした、メルヘンチックな美術や衣装にも半ば辺りでもう飽き飽きしてしまっていた。

冒険の果てに行き着くラストシーンは、理想的な自己を彼女に投影する観客の哀れさを露わにする意図があるようにも思えた。
フェミニズム的観点からあの(原作と異なるらしい)ラストを納得いく形で考察しているレビューをまだ見てない。
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