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哀れなるものたちのohのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく美術が良かった!
自意識が弱い時はモノクロ→自分を形成し始めたらカラーという色の構成から入り、色がついたことによってより舞台や衣装の良さがわかった。あとエマストーンの顔が好きです。

体当たりな演技はこりゃR18だなぁという感想。
内容は、胎児の脳に替えられた女性が肉体は大人のまま、内側に閉じた世界から外へと興味関心が向かい、社会の不条理や身の立て方を学んで自己形成をして行く話。性欲が発端となってより意識が外へと向かって行くの、性的な関心って一番良識ある社会では触れてはいけない部分だから、そこが隠されるとナゼナゼ期の子供にはより関心が深くなるんだろうな。
あと確か幼児期の第一次性徴期って性器を触れて認識・特に男の子だと触れて気持ちいいことを知る、みたいなことがあったから、体が大人だとそれがいきなり性行為まで行くんだな、と面白く感じた。
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