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哀れなるものたちのほのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.4
こんなの2000円で観ていいんですか!ってぐらいアメージングな作品だった。世界観の創りこみが徹底されていて、物語的には極い物を魅せる作品にしているのがすごいなぁと思った。美術的も音楽もピッタリとハマりすぎている。これいくらかかったんだろう。。。美術セットや衣装の展示会があるなら絶対に観に行きたいぐらいに感動。倫理や道徳を知る前に性を知るって動物的になるってことかー。精神と体の年齢が大幅に違うとハッキリ分かるけど、例えば10歳だけ違うとかだと分かりづらいよなー。倫理とか道徳って固定概念で悪とは別なのかなーとか、作品と関係ない?こと考えたり。(笑)倫理がなくて面白いなー映画の良さだなーと思ったけど、「だから世界には貧富がある」ということをシンプルに伝えたかっただけなのか?と考えたり。倫理ない話だったけどとても倫理的かつ、道徳的っていうか。全てが「実験」でほんとにめちゃくちゃおもしろかった。ラストはベラがゴッド(神)になって見事だったな。笑ったし。胃液吐くところ大好きね。エンドロール見てる時に、「哀れなるものたち」って人間のことかーってしみじみした
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