さよん

哀れなるものたちのさよんのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

まず、色彩がとても良い。
おとぎ話のような世界。
ダークメルヘンと言うのかな。
グリム童話みたいな感じ。

ベラが着ているお洋服が、また可愛いのよ。
ベラ自身も純粋で可愛い。
老婦人との会話が良かったな。

誰もが自分の世界の主人公なんだから、理不尽なことには疑問を持つことが必要。
「良識ある社会」って何やねんって感じだよね。

そんなのエゴとエゴのぶつかり合いになるよって話だけど、ベラの周りにいる人は最後みんな笑ってたよね。
1度目の人生は自殺を選んでしまったけど、まっさらな心で、もう1度自分を生き直すことができたベラは、自分も他者も肯定することができるようになったし、これからも幸せに生きていくんだと思います。
さよん

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