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哀れなるものたちのnonのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
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「女性はこうあるべき」という前提に囚われない大胆で独創的なベラのキャラクターにすごく魅了された。自由を求めていろいろなことを吸収し、知性に目覚めていく彼女の姿は逞しくて、自分も生涯学ぶことをやめたくないなと思った。エマ・ストーンが語っていた「ベラは人生そのものに恋をする」んだという言葉がとてもしっくりくる。

撮影の順番が場面ごとに前後していたという記事を読んだけど、それでいて、だんだんと成長していく過程をあんなにも繊細かつ明瞭に演じることができるエマ・ストーン本当に凄いなとただただ感心してしまった。

衣装やメイク、セット等の美術も素晴らしかった。細部までこだわりが感じられてずっと見ていたくなった。
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